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2015年12月8日 火曜日
機器の性能は果たして出力か?
良く、この機器は「高出力」で、効果は絶大です!
って、宣伝したり….
何をもって、効果絶大?って疑問です(;´・ω・)
機器の性能は、「出力」ではありません!
例えば、どんなに高い出力で、IPLを照射しても、「パルス幅」が、短ければ、まったく皮膚に害無く、結果が出ます。
逆に、低出力でも、「パルス幅」が、長ければ、皮膚に「害(障害)」を与えます。
(いわるゆ、火傷….です)
パルス幅は、絶対的に(必然的に)、一番大切な要素なのです。
熱緩和理論において、一番大切なのは「出力」では、無く「パルス幅」なのです。
だからこそ、レーザーで言えば、より安全に効果的に、「シミ」を取るために、「ナノ秒」とか「ピコ秒」とかの、極端に短い「パルス幅」の工夫をするのです。
IPLは、ミリ秒でナノ秒と比べると、かなり長い「パルス幅ですが、それでも、1/1000秒単の、パルス幅設定を
すれば、どんなに「出力」が、高くても、まったく皮膚に障害を与えません。
既存の、機器はこの「パルス幅」を、長めに設定してあるので(毛包をターゲットにしているので、長め設定なのです)、脱毛には、良好でしょうが、皮膚のトラブル(シミとか)には、まったく不向きです。
って言うか….火傷になります。
低温の湯たんぽでも、火傷もするのです。
(時間が長いので…パルス幅が長いので)
高温の、熱湯に指を瞬時に付けるだけでは、
火傷はしないのと同じです。