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2016年7月20日 水曜日
IPL(フォト系)機器を選ぶ上で大切な事
数々のIPL機器が出回っています。
一体、どの機器が、あっちの機器とどう違うんだろう?(笑)と悩んでしまいますね(・ε・)/
IPL機器を選択する上で考えなくてはならない事柄が1つあります。
(一番大切な理論です)
それが、SP理論と言います。
SP理論とは、
Selective Photothermolysis理論(SP理論)とは、1983年にAndersonが提唱した、
レーザー光線が標的物質を安全に破壊する為には、「レーザー光線が標的とする物質に『到達』し、
選択的に標的物質に『吸収』され、さらに吸収されたエネルギーが周りの標的物質以外に及ばずに目的とする物質内に『留まり』、
なおかつ標的物質を『破壊』するエネルギーを持つ必要がある。」という理論です。
なんのこちゃ?(笑)
波長、パルス幅、エネルギー値の3つの理論値です。
適切な波長を、適切なエネルギーで、適切な時間照射(パルス幅)する事が必要です。
その中でも、一番大切な理論が「パルス幅」です。
「適切な照射時間」を決定する為に重要な概念として、熱緩和時間があります。
熱緩和時間とは、その組織が加熱され、組織が吸収した熱の内の50%が放熱されるまでの時間の事です。
ようするに、ターゲットの大きさによって、照射時間を長くしたり、短くしたり
しなくてはイケナイ!という事です。
この理論値が組み込まれていない機器は、結果も出にくいし、火傷の危険性も増します(^。^;)