にきび
2011年1月30日 日曜日
いつも同じ所に出来るニキビ
良く、「いつも同じ所にニキビが出来るんですよ~」と相談を受けます。
アクネ菌(バクテリア菌)は、’”皮膚の常在菌”’(常に皮膚表面に生息しています)です。
ほかにも、写真のような最近が常に生息しています。
しかし、通常は活動が活発ではなく皮膚に対して何らかの「トラブル」を引き起こすことはありません。
にきびの原因菌である、「アクネ菌」は、皮脂から分泌される「脂肪」が、酸化してできる
「過酸化脂質」を「えさ」とします。
角質が肥厚して、皮脂分泌がスムーズに行われず毛穴にたまり、酸化すると(過酸化脂質)アクネ菌は
その箇所で繁殖をします。
そして、アクネ菌は「嫌気性菌」といって、空気を嫌います。
逆に空気を好む最近を「好気性菌」といいます。
”’繁殖した「アクネ菌」は、空気のなるべく少ない「毛穴の奥」へと進んでいきます。”’
そこで、じっと次の繁殖可能な時期をうかがいます。
そして、皮膚表面にまた皮脂がたまったりすると、再度同じ箇所からにきびが繁殖を繰り返します。
これが、「同じ箇所ばかりにきびができる」原因なのです。
「少し治まった」
「だいぶ気にならないくらいきれいになった」
と思って、治療を中断すると、再度同じ箇所にできる可能性を残したままになります。
徹底した、にきび撲滅!をはかりましょう!
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