フォトRF【オーロラ】
2011年1月31日 月曜日
IPL(フォト)の波長
良く、関係者に「先生…やっぱりIPLは、高いエネルギー(ジュール数)が出る機械の方が良いですよね」
と尋ねられます。
高エネルギーが出る機器の方が出ないよりか良いですが、必ずしもそんなに高いエネルギーを必要とはしません。
高エネルギーが出る機械で、余力を残している機器が良いです。
例えば、50J(ジュール:熱エネルギーの単位)/cmの出る機器で、
10J/cm辺りで使用して結果の出る機械が好ましいです。
(だって、実際に50J/cmなんて使わないし)
車で例えると、排気量の大きい(4500cc辺りのベンツとか…)車で、市街地をのんびり走る感じです。(*^_^*)
それよりも、「波長」が一番大切です。
レーザーにしても、IPLにしても、全ては「波長」で決まります。
これも、車で例えるなら「装備」にあたります。
例えば「ワイパー」は、フロントガラスの雨を取り除く事が「専門」です。
それ以外には、威力を発揮しません。
カーナビは、目的にまで誘導する為の装備で、雨を取り除いてはくれません。
波長は、そのように「装備」と同じです。
トンチンカンな「波長(装備)」で、「脱毛」や「シミ取り」は、難しいのです。
波長を数多く選択できる機器でないと、「良い機械」とは言えません。(・ω・)ノ
レーザーだって、1064nmの「ヤグレーザー」は、メラニン色素への吸収率が極端に下がり、「脱毛」には不向きと同じように、「波長」は、それの「専門」があるのです。
投稿者 記事URL
|