2014年8月23日 土曜日
高周波の周波数が高いと熱が奥に入る?と言う不可解?
よく、「この機械は高周波の周波数が、なんと!40MHzもあって、熱が深部まで届くんです!」と言う
広告、うたい文句があります。
あれは、間違いです!
高周波に限った事ではないですが、周波数が高くなれば、なるほど、
表面で、その「エネルギー」は留まりやすくなります。
ちなにみ、「ウルセラ」と言う、超音波の「たるみ改善機械」があります。
この機械は、高周波ではなく、「超音波収束型」….
いわゆる「ハイフ(HIFU)」と呼ばれる機械です。
この機械は、周波数7MHzの設定の場合…
焦点深度は、3mmです。
方や、周波数が4MHzの設定の場合は….
焦点深度は、4.5mmです。
これでも、お分かりのように….
一般的には、「周波数が高いほど、表面でエネルギーは留まりやすくなります」
つまり、「周波数」で機械の、パワーは決定されない!って事です。
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|2014年8月19日 火曜日
今更ながらの「ラジオ波」とは?その2
2:高周波の加熱原理(誘導加熱と誘電加熱)
では、その高周波の発生熱の原理を考えて行きましょう。
高周波の加熱には2種類あります。
1に「誘導加熱」2つに「誘電加熱」
「誘導加熱」とは?
伝導性の高い物質(主に金属)などの加熱原理です。
IH電磁調理器の加熱に使われている原理です。
伝導性の高い物質の加熱方式なので、人体の加熱には適しませんので、我々の使っている「ラジオ波」機器には、この加熱法ではありません。
「誘電加熱」とは?
電界内(電気の及ぶ空間を言います。例えば下敷きで髪の毛が引き寄せられる空間にも静電気が発生し、電界を作っています。要するに電気(+.-)が発生している箇所には、この電界と言うものが必ず発生しています。空気中にも、人体にも―イオンや+イオンが舞っているので、電界を作っています)
におかれた、被加熱物(例えば人体)に高周波を流す事によって、分極(簡単に言えば+と―に電気が発生する….みたいな)がおきて、電荷(ま~電気と思って下さい)が発生し、これが高周波と反応して強い振動振動が生じて、その振動によって熱が発生する。って事です。
主な、加熱対象は「絶縁体」(ちなみに誘導加熱は金属の様な非絶縁体でしたね)で、人体においては、脂肪組織や水です。
(ラジオ波は脂肪や水を加熱しているって事になります)
さて、ここからは、じゃあぁどんな「高周波(ラジオ波)」機器があるのか?です。
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