院長ブログ
2016年1月29日 金曜日
SP(熱緩和)理論とは?
「SP理論」とは、1983年にAndersonが提唱した、レーザー光線が標的物質を安全に破壊する為には、「レーザー光線が標的とする物質に『到達』し、選択的に標的物質に『吸収』され、さらに吸収されたエネルギーが周りの標的物質以外に及ばずに目的とする物質内に『留まり』、なおかつ標的物質を『破壊』するエネルギーを持つ必要がある。」という理論です。
具体的には、「波長」「パルス幅(照射の時間幅)」「エネルギー値」の3つの要素を、鑑み機器を理論的に製造するための「基本的な理論」です。
当然、その理論は、「レーザー機器」製作の為の「理論」でしたが、
IPL(光)を照射する機器でも、応用が出来ます(^^♪
しかも、この理論をIPLに適応させれば、IPLの施術は飛躍的に「安全でかつ効果的」に施術が可能になります。
ただ、厄介なのは、IPLの機器ごとに「仕様」が違う点です(;´・ω・)
ですから、1つのIPL機器を「臨床」を、積み重ねそのIPL機器に適した「SP理論値」を確立しなくてはなりません。
当該機器は、長い期間かけてその「臨床結果」に基づいて「製作」してあるので、
安全で効果的に施術が可能です。
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|2016年1月26日 火曜日
家庭用(ホームケア用)キャビテーション機器
ハンディータイプ(極力小さい)と、電圧が上がらず、結局結果が出ず(;´・ω・)
大きすぎると、置き場所に困る…
そこで、この位ならOK的な感じで「家庭用キャビテーション機器」作ってみました。
機能的には、業務用と全く同じです(^_-)-☆
シェル(外側)デザインは、改良の余地ありで、今後改良予定!
品川ショールームでお披露目です(^◇^)
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|2016年1月21日 木曜日
RF(ラジオ波、又は高周波)では、シミは取れません
最近、また質問が多いので、アップしますね(^_-)-☆
ラジオ波(本来は高周波と言います)では、脱毛も、もちろんシミも取れません。(;´・ω・)
ラジオ波は、熱源の事で、IPL(光)と違って、「色」に反応(左右)されません。
ですから、毛やメラニン色素の「黒」には、反応せず、まったく効果はありません。
あくまで、熱源ですから、その機器の仕組みによって、表面だけに「熱」を与えるのか?
あるいは、皮下数ミリまで「熱」を届かせるのか?
が….「高周波」の役割です。
さらに、その「仕組み」は、「モノポーラ方式」か?
あるいは、「マルチポーラ方式」か?
によって、「ターゲット」も異なり、一概に「ラジオ波」なら、すべてが同じ効果を発揮するわけではありません。
色々な機器が販売されていますが、営業マンの「綺麗なうたい文句」を鵜呑みにしないことです。
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|2016年1月9日 土曜日
IPL再考その1
今一度、「IPL」の事を、再度考えてみましょう的な(^_-)-☆
IPLとは、「インテンスパルスライト」の略称で、アメリカのルミナス社が、「商標登録」している「名称」
だから、商業目的にこの名称は、使えません。
もともと、十数年前に、アメリカのDr.パトリックが提唱した「理論」です。
(当時、小生も先生にメールで確認しました)
その理論を、ルミナス社が買取り、「IPL」という名称と「フォトフェイシャル」と言う名称を、「商標登録」したのが始まりです。
ですから、どのメーカーも、その名称が使えないので、「I2PL]とか、「APL]とか「NPL」(ニューパルスライト)【いかにも新しい感じですがヽ(´Д`;)ノ】と言う別名を使っていますが、原理は全て、Dr.パトリックの提唱した「理論」です。
今も、昔も、全く変わっていません。
目新しく「名称変更」しているだけです。
「フォトフェイシャル」という名称も、どのメーカーも使えないので「フォトシルク」とか、「フォトプラズマ」とか使っていますが、原理は一緒です。
ここで、一番大切(重要)なのは、どんな名称であれ、
「理論的」に作っているか?です。
美容機器、医療機器の大半が、「輸入」です。
国内生産は、「東芝メディコ」(CTに関しては卓越していますね)とかありますが、ほとんどが「医療機器製造メーカー」です。
美容機器製造メーカーで「純国産」は、数えるほどしかありません。
それも、中国や韓国から「部品」調達して国内で、組み立ているから「国産」と謳っている所も、多いです。
機器を選別する際の、最も大切なことは。。。。
どんな「理論」と「臨床」で、作られているか?です。
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|2016年1月5日 火曜日
IPLのシミ取り
明けましておめでとうございます☀
2016年、最初の投稿です(*^^*)
昨年末、途中だった(IPLでのしみ)の、続きです。
メラニン色素は、実際55~60度の熱で、変性して、表皮から排出されます。
IPLの熱で、メラニン色素にその温度を、照射して、除去します。
えっ?60度?
この温度は、3秒皮膚に照射すると、火傷します
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